映画 「ゆるせない、遭いたい」と修復的司法について
2014/07/25
昨日、兵庫県弁護士会で映画「ゆるせない、遭いたい」の上映会がありました。映画も犯罪被害者の揺れ動き、葛藤する心情を繊細なタッチで映像化しており、完成度が高い映画と思いました。主人公の初美役の女優さんはほとんど俳優経験がなかったとのことですが、少女の内面を押さえた演技で表現しようとしており、私も思わず映像に引き込まれました。
映画の上映会の後、この映画を監督された金井純一監督にもお話をお伺いする機会がありました。デート・レイプや被害者加害者の対話などあまり知られていない問題領域を映像化するきっかけや、撮影時の苦労話など興味がつきない話しでした。兵庫県弁護士会の被害者・加害者対話センターの本年度の委員長をつとめている私にとっても、この制度の理解が拡がればたいへん嬉しいことです。
映画の公式サイトは以下のとおりです。もし興味があれば、是非映画をみて頂きたいと思います。
http://yuru-ai.com/
弁護士 佐藤健宗