信楽高原鉄道の復旧にめど
2013/12/06
私の前回のブログで、滋賀県の信楽高原鉄道が本年9月の台風18号で大きな被害を受けて全面運休になっていることを報告した。
その後の新聞報道で、経営主体の甲賀市が、災害復旧事業債の活用で国からの支援を受けて再開を目指していることが分かった。ニュースによると、災害復旧事業債は河川や道路の復旧に使われるものだが、初めて鉄道施設が対象となるらしい。
台風18号の被害をすべて補修すると10億以上もかかるということで、一次再開は絶望的かという意見もあったが、国も硬直的ではなく柔軟な対応をしてくれるものだ。一刻も早い再開を願いたい。
弁護士 佐藤健宗(兵庫県弁護士会明石支部)